クラスTシャツという言葉がありますが、学園祭や体育祭できるおそろいのTシャツのことです。クラスTシャツというと学校のイベントを考えがちですが用途は様々です。共通点はおそろいのTシャツという点で、学校のイベントだけでなく企業の展示会や保護者会の集まり、地域のスポーツ大会などでも使用されます。普及し始めたのは1990年頃からとされていますが、当初はTシャツにロゴやワンポイントを入れる程度のデザインも、現在ではネームやオリジナルイラストなど様々なデザインがあります。
おそろいのTシャツを着るという習慣が普及した理由はいくつかありますが、そのひとつが同じ目的を持つもの同士の一体感を高めモチベーションを向上させる効果です。普段は団体行動に関心がない人も、おそろいのTシャツを着ることで他のグループとの違いを明確にできるので仲間意識を強めることにつながります。また仲間意識が強まれば自然に目的達成のためのモチベーションを上げることに役立ちます。写真写りがよい、記念品として形に残ることも理由としてあげられます。
例えば体育祭のクラス対抗競技でクラスTシャツを着た写真は迫力があり統一感があります。また大会が終っても手元に残ればよい記念品になりますし、時間が経って再び着ることでその時の様子を臨場感をもって思い起こすことができます。このようにいろいろな効果を期待できるクラスTシャツですが、近頃では企業の展示会でも役立っています。おそろいのTシャツは一体感とモチベーションの向上に役立つ以外によい宣伝ツールにもなるので、販売促進を目的としたイベントで用いられています。
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